前回、お話しした日本中から愛される桜の木。
今回は、この桜の木をとことん愛したおじさんの話をします。
このおじさん、桜の木がとてもとても大好きで、自分の私財を投じては、日本中のいたるところに桜の苗木を植え続けました。
当然、家族は大激怒。会社の社長だったおじさん。経営だっていつも順風満帆というわけにはいきませんものね。調子の良い時もやりくりが大変なときもあります。それでもぶれずに年間約60本。62歳で突然お亡くなりになるまでに、植えた桜は1000本以上!!
ほんとうにすごいですねぇ!!
おじさんは心配する家族にこう言ったそうです。
「私が死んだ後も桜は生き続ける。何百年先の人たちまで、みんなを喜ばせることができる。一年に一度、桜の木の下で、家族みんながが集まって笑顔になれるんだよ。」
なかなかこんなこと言える人いませんよね。私もなぜか最近出会う人があまりにも自分のことしか考えていない方ばかりだったもので・・・心が洗われます。
「人が死んだ後に残るものは、集めたものではなく、与えたもの」
なのかもしれませんね。私も野村塾を通して、一人でも多くの子供たちに、なにかひとつでもこれからの人生に役立つものを残したいものです・・・
おじさん!やっぱすごい!!
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